猫とピアノと雨の詩

大好きな猫とピアノを中心にハンドメイドなど、マイペースに好きなことを綴っていけたらいいなと思います

バイエルを一通り弾いてみて思ったこと

このブログを始めてキッカケのひとつとして、

ピアノ動画を撮ってみたいというのがありました。

 

とりあえずカメラも知識も何もないので

それが出来るのはかなり先にはなるのですが・・・

 

 

一年半前、ピアノのレッスンに通い始めて

バイエルを一通り指導して頂きました。

 

最初は片手ずつ

ゆっくり

ゆっくり

途中からは左右合わせて

 

ピアノって右手と左手が別々の動きをするので

頭がこんがらがって大変なことになるかと思ったけど

意外とそうでもなく、スムーズに弾けるようになりました。

 

それはバイエルの欠点(?)とも言われているような、

左手のメロディがずっと単調だったり

左手の記号も長いことト音記号だったり

というのもあるのかもしれないですが・・・

 

とりあえず初心者にはとても弾きやすく感じました。

 

単調でつまらないといわれている(らしい)バイエル。

 

ですが少なくても私は、バイエル全曲を弾き終えるまで

一度もつまらないとは思いませんでした。

 

そこはやはり先生のお力が大きかったのだろうなと

今振り返ると、とても思います。

 

ピアノの練習って毎日コツコツこつこつ

それこそ同じような事の繰り返しですよね。

 

片手で練習して

合わせて練習して

なかなか合わなかったり

何度弾いても同じところが弾けなかったり・・・

 

ぜんぜん弾けない

それでも諦めず何度も何度も

どうしても弾けるようになりたくって

一生懸命練習できるモチベーションになっていたのが先生の存在でした。

 

 

次回のレッスンまでの練習として、

いつもバイエルを何曲かと

先生の選んで下さった曲と

練習曲を決めてもらって帰るのですが、

帰る前に見本として一度先生が弾いてくださるのです。

 

その音色の美しさといったら・・・

言葉にできないほどで・・・

 

こんな風に弾きたい!!!

そして聴いて頂きたい!!!

 

それが自宅での反復練習の相当なモチベーションになっていたことは間違いないです。

 

子供の頃、

ピアノに憧れて仕方の無かった頃、

よく遊んでいた公園の一角に公民館があり

そこでピアノ教室が開催されていたのか

おそらくバイエルとか

ブルグミュラーとか

いつも聴こえてきていました。

 

最初バイエルの楽譜を買った時

楽譜をみてすんなりメロディが思い浮かぶわけではないので;

ただ眺めていても全然分からないのですが、

先生が見本として弾いて下さったとき

やっと思い出すのです。

 

あ・・・昔、聴いたことある・・・って

 

そしてその記憶の中のメロディの懐かしさと

その時聴こえてくる音色の美しさに

いつもいつも感動するのです。

 

ほんとにほんとに、素敵だなぁって・・・

 

 

その効果か

私はバイエル全曲を弾き終えるまで

一度もつまらないと思ったことはありません。

 

私にはとても先生のように弾けないけれど

少しでもその美しさに近付きたくて精一杯練習していました。

 

楽譜通りに弾いてもただの音の羅列にしかならない私と、

バイエルなのに、泣きそうになるくらい綺麗な先生の曲と、

あまりの違いに魔法みたいだとすら思っていました。

 

ピアノへの憧れは変わらないままなので、

レッスンに通えなくなっても

今まで通り練習できる・・・!

そう思っていたけど・・・

 

あっという間に

毎日コツコツ練習を続けるモチベーションの維持が出来なくなってしまいました・・・

 

そして何か

今出来ることで

新しいモチベーションが欲しくてブログを始めてみました。

 

今後は動画のアップを目標に練習していきたいと思っています。